旧日本軍を批判しているように見えながら巧妙に読者を誘導して、「特攻」を美化する価値観へと導く『永遠の0』の危険な構造を分析する 「歴史改ざんファンタジー」とも称される百田尚樹著『日本国紀』の文庫版の売れ行きが好調のようだ。 『永遠の0』の構造を詳しく分析することは、#橋川文三 が「テロリズム信仰の精神史」で迫った戦前・戦中の危険な死生観に迫り、「改憲」の危険性を明らかにすることにつながると思える。⇒ https://t.co/6ijT1pLLjW— 高橋誠一郎 (@stakaha5) December 25, 2021 映画《永遠の0(ゼロ)》を「神話の捏造」と厳しく批判した宮崎駿監督の 映画《紅の豚》の主人公 ポルコのセリフ「ファシストになるより豚の方がマシさ」 アニメ映画《紅の豚》は、利益優先のグローバリズムへの反発からナショナリズムが台頭し、再びファシズムが跋扈する時代の危険性をも示唆していた。 軍事優先の東条内閣がナチスドイツと同盟して起こした戦争の悲劇をも結末できちんと描いていた映画《風立ちぬ》に直結する作品。 https://t.co/1OkZg8lyxC— 高橋誠一郎 (@stakaha5) November 12, 2016 ツイート « 拙著の紹介が沖縄タイムズ、富山新聞、信濃毎日新聞、下野新聞、愛媛新聞に掲載 『現代思想』に「大審問官」のテーマと 核兵器の廃絶――堀田善衞のドストエフスキー観 を寄稿 »
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