明けましておめでとうございます。
昨年も日本は「夜明け前」の暗さが続いた1年でしたが、
「立憲民主党」が創設されたことでなんとか
「立憲主義」の崩壊が避けられました。
また、世界でも「核兵器禁止条約」が結ばれ、
ICANにノーベル平和賞が与えられるなど
新しい流れも生まれました。
安倍政権はいまだにアメリカ第一主義に追随した政策を行っていますが、
環境問題に関連して日本とアメリカを批判した司馬遼太郎の言葉を受けて、
堀田善衛は「これからは日本は自国一国ではなしに、
地球全体のことを考えていかないとやっていけなくなる」と発言していました。
(『時代の風音』、朝日文庫、1997年)。
堀田善衛の生誕100周年にあたる今年こそは、
なんとか未来への希望の持てる年になることを念願しています。
本年もよろしくお願いします。
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