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「アインシュタインとドストエフスキー」の「傍聴記」を「主な研究」に掲載

「アインシュタインとドストエフスキー」の「傍聴記」を「主な研究」に掲載

昨年の11月21日(土)に行われた「ドストエーフスキイの会」の第230回例会では、「アインシュタインとドストエフスキー」という題名で、長瀬隆氏による発表がありました。

原水爆の悲劇の反省から1955年に「ラッセル・アインシュタイン宣言」を行ったアインシュタインのドストエフスキー観には、学生の頃から強い関心を持っていました。

また、1948年の湯川秀樹博士との対談では「人間の進歩について」で原子力エネルギーを「道義心」の視点から強く批判していた小林秀雄が、数学者の岡潔氏との対談『人間の建設』(新潮社、1965年)では、なぜかアインシュタインの批判をしていたことを不思議にも感じていました.

今回の発表は、『カラマアゾフの兄弟』論で「完全な形式が、続編を拒絶してゐる」と断言していた小林秀雄が、なぜ「あれは未完なのです」と語るようになったのかを考える上でもきわめて示唆に富むものでした。

「傍聴記」を「主な研究」に掲載します。

リンク→長瀬隆氏の「アインシュタインとドストエフスキー」を聴いて

 

 

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