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「映画ポスター・三題」を「映画・演劇評」に掲載

「映画ポスター・三題」を「映画・演劇評」に掲載

本日、黒澤明研究会の「会誌」第34号が届きました。

この号では黒澤映画には欠かせない俳優の井川比佐志氏を囲んでのインタビューや追加取材など黒澤映画と出演者への敬意が感じられる丁寧な作りで「井川比佐志さん特集」が組まれています。参加者の方々の井川さんへの適確な質問で、黒澤明映画の現場に立ち会っているような感さえ受けます。

また、「井川比佐志さんの役者魂と安部公房との時代」と題された堀伸雄氏の論稿や槙田寿文氏の「シナリオ、書いたり消したり『どですかでん』」など特集に関連した論稿だけでなく、一般投稿にも「黒澤明と漱石山脈の接点(上)」と題された三井庄二氏の論稿も集まり、編集にあたった方々の思いが反映した充実した雑誌となっています。

私も「映画ポスター・三題――《白痴》、《ゴジラ》、《生きものの記録》」という短いエッセイを書きました。内容的には目新しいものではありませんが、映画のポスターという視点から、これらの映画の特徴に少しは迫ることができたのではないかと思えますので、「映画・演劇評」に掲載します。

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