昨年末の総選挙では「秘密法・集団的自衛権」は、「争点にならず」と公言していたにもかかわらず、安倍政権は参議院で「違憲」の疑いが濃く、「戦争法案」を衆議院で強行採決しました。
この暴挙に対する批判が高まり、過半数の「国民」が慎重な審議を求めているにもかかわらず、自民・公明両党は参議院でも「国民」の理解とはかかわりなく採決を強行する方針を確認しました。
この法案の一連の審議を通じて明らかになったのは、「国民」の「生命」や「財産」を軽視する一方で、一部の大企業や「お友達」の利益を重視する安倍政権の独裁的な手法です。
この法案が通ると「日本」は再び「統帥権」が大手を振っていた戦前や、さらには「憲法」がなく「薩長藩閥政治」が国政を牛耳っていた明治初期の状況にまで後退してしまう危険性が強いと思われます。
明治の俳人・正岡子規は俳句の改革をとおして、「国民」の一人一人が自分の思いを自分の声で表現できる文芸の形式を確立しました。今の私たちに求められているのは、自分のできる範囲で自分の思いを為政者に伝えることでしょう。
リンク→「戦争法案」に反対する学生のアピールを転載――自分の声で語ること
リンク→「大義」を放棄した安倍内閣
(2015年9月15日。副題とリンク先を追加)
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