来る11月23日に「ドストエーフスキイの会」の例会で、著名なチェーホフ研究者の中本信幸氏による「チェーホフとドストエフスキー」という発表があります。(「ドストエーフスキイの会、第218回例会報告要旨のお知らせ」参照)。
「チェーホフとドストエフスキー」というテーマでの発表は最近なされていなかったのですが、『死の家の記録』との関係も深いのではないかと私が感じていたチェーホフの『サハリン島』にも言及されるとのことで、今からたいへん楽しみにしています。
なぜならば、ドストエフスキーは「農奴解放」や「言論の自由」を求めたためにシベリアに流刑されることになったのですが、その頃にきわめて親しかった詩人のプレシチェーエフが、劇作家オストロフスキーからチェーホフへの橋渡しをもしていたと思われるからです.
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