年表Ⅰの「ドストエフスキー関連年表(1789~1881)」に続いて、「Ⅱ、坂本龍馬関連年表(1809~1869)」を「ロシア文学関連年表」に掲載しました。
* * *
ドストエフスキーの研究者である私が司馬遼太郎氏の研究もしている理由については、市民講座などでもたびたび質問されますが、坂本龍馬(1835~67)は、ドストエフスキー(1821~81)よりも、10年以上も遅くに生まれながらも『罪と罰』が発行された翌年に暗殺されれて亡くなっています。
その龍馬を主人公とした『竜馬がゆく』を読んだ時には、司馬遼太郎という作家が若い頃にはおそらく、坂本龍馬と同じ時代を生きていたドストエフスキーの文学を耽読していたのだろうと感じました。その理由については、稿を改めて記すことにします。
(「ロシア文学関連年表」というページは、近いうちに「年表一覧」という題名に変更する予定です)。
コメントを残す