ようやく、11日に宮崎駿監督の《風立ちぬ》を見ることができました。
夏休み中ということもあり、600名ほども収容できる大ホールでの上映でしたが、最前列の数列が空いていた他は、ほとんど満席の状態でした。親子連れやカップルの多くが、巨大な入れ物に入ったポップコーンと飲み物を抱えて続々と入場してくるのを見たときには、騒音で映画に集中できないのではないかとも心配しましたが、映画が始まると画面に魅入られたように静かになりました。
このアニメ映画については、「アニメ映画『風立ちぬ』と鼎談集『時代の風音』」と題したブログにまだ見ぬ前から記していましたが、見終わってからもよくぞあの複雑な世界観、文明観をアニメ映画というジャンルで描き出してくれたという思いからしばらくは席を立つことができませんでした。
これから何回かに分けてアニメ映画《風立ちぬ》の感想を「映画・演劇評」に書くことにします。
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