【「ヨーロッパの東端から アジアの東端から 混迷をきわめる時代と向き合った二人の作家。 共鳴するその思索の核心を明らかにしていく比較文学の試み。」】
詳細目次 gunzosha.com/books/ISBN4-91
書評
『ユーラシア研究』第66号(竹内栄美子氏)
『世界文学』第135号(平山令二氏)
『ドストエーフスキイ広場』第31号(小森陽一氏)
松枝佳奈氏『比較文学』第65巻
紹介
「愛媛新聞、下野新聞、信濃毎日新聞他、2021年」(「群像社通信」、130号、2022年)
レビュー
「アマゾン・レビュー」三好常雄氏(2022/09/20)
「読書メーター」かふ氏(2022/09/22)
「読書メーター」川越読書旅団氏(2023/09/10)
論文・「堀田善衞のドストエフスキー観――堀田作品をカーニヴァル理論で読み解く」『ドストエフスキーとの対話』(水声社、2021年)/論文「「大審問官」のテーマと核兵器の廃絶――堀田善衞のドストエフスキー観」『現代思想 総特集 ドストエフスキー生誕二〇〇年』(青土社、2021年)/論文「黒澤明監督のドストエフスキー観――『罪と罰』と『白痴』のテーマの深まり」『ユーラシア研究』№65(特集Ⅱドストエフスキー生誕200年、ユーラシア研究所・編+群像社、2021年)/論説「ドストエフスキー生誕二〇〇年に寄せて 「異端審問」厳しく批判した気概」「しんぶん赤旗日曜版」(2021年11月14日号)/
論説「ドストエフスキー 生誕200年――深い心理描写 日本文学・映画界に強い影響」「民主青年新聞」(2021年12月13日号)/学会発表「堀田善衞の疫病観」(世界文学会、2021年12月18日)/エッセイ「堀田善衞の『悪霊』観――カミュの『ペスト』と戯曲『悪霊』を手掛かりに」『ドストエーフスキイ広場 作家生誕200年特集号』№31、2022年。
(2023/05/21、ツイートを追加)
この本の文庫版を出すとしたらこの書評を「解説」としてつけたいと思います。それほど見事にこの本の構造を取り出して見せている文章です。 https://t.co/V1xlM50bqr
— 群像社 島田 (@gunzosha) April 12, 2022
『ユーラシア研究』第66号(竹内栄美子氏)
「(著者は)堀田の発言に着目し『零から数えて』および『審判』における原爆テーマから『ゴヤ』そして『路上の人』における「大審問官」へと考察を進める」
「堀田善衞とドストエフスキー的視点から、混迷をきわめる現代の諸問題に警鐘を鳴らす好著である https://t.co/AyvmsCCwft pic.twitter.com/fK4ziCZt98— 高橋誠一郎 執筆中『ドストエフスキーの「悪霊」と日本の文学――黙示録的な世界観との対峙』 (@stakaha5) May 20, 2023
[高橋氏が研究を続ける映画監督の黒澤明やアニメーション作家・映画監督の宮崎駿の作品にも多く言及される。特に堀田と宮崎駿作品の深い関係性が実証と解釈によって論じられた終章は、文学とアニメーション映画というクロスジャンル的な拡がりによる比較文学比較文化研究の力強さと可能性を感じた。] https://t.co/dj4wwtbnYM pic.twitter.com/GmQzlrf2AN
— 高橋誠一郎 執筆中『ドストエフスキーの「悪霊」と日本の文学――黙示録的な世界観との対峙』 (@stakaha5) March 11, 2024
(2024/05/17、加筆、追加)
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