(図版は「アマゾン」より)
目次
はじめに ロシアの民話と文学――黒澤映画と宮崎アニメの原点
Ⅰ.アニメ映画《雪の女王》と宮崎駿アニメ――『罪と罰』との関わりを中心に
Ⅱ.《生きものの記録》から《風の谷のナウシカ》へ――《モスラ》を媒介として
Ⅲ. 「やせ馬」が殺される夢と「天馬」の話――黒澤・宮崎両監督の対談をめぐって
Ⅳ.《七人の侍》から《もののけ姫》へ――《せむしの仔馬》を媒介として
おわりに 『森は生きている』と《千と千尋の神隠し》、そして『罪と罰』
* * *
はじめに ロシアの民話と文学――黒澤映画と宮崎アニメの原点
a. 黒澤映画《白痴》と宮崎監督の『イワンのばか』観
b.「おおきなかぶ」の話と《千と千尋の神隠し》の「河の神」
c. 宮崎駿監督の《七人の侍》観と《もののけ姫》
Ⅰ. アニメ映画《雪の女王》と宮崎駿アニメ――『罪と罰』との関わりを中心に
a. アンデルセン原作の『雪の女王』とアニメ映画《雪の女王》
b. 傲慢なカイとやさしいゲルダの物語
(アニメ映画《雪の女王》より。図版はロシア語版「ウィキペディア」より)
→『雪の女王』 (1957年・ソ連) 予告編 – Dailymotion動画
c. 「氷の宮殿」と「死の家」――『罪と罰』のロシア民話的な構造
バーバ・ヤガー(ヤーガとも記す)(イヴァン・ビリビン画。図版は「ウィキペディア」より))
d. 「夢」の重要性――語り手としての「夢の精」ルポイ
Ⅱ.《生きものの記録》から《風の谷のナウシカ》へ――《モスラ》を媒介として
a. 映画《ゴジラ》と《生きものの記録》
(図版は露語版「ウィキペディア」より)(東宝製作・配給、1955年、「ウィキペディア」)。
b.《生きものの記録》から映画《モスラ》へ
(図版はともに「ウィキペディア」より)
c. 映画《モスラ》と《風の谷のナウシカ》
(出典はジブリ博物館のフィギュアより)
d. 映画《生きものの記録》と《風の谷のナウシカ》
e. 『罪と罰』の「やせ馬が殺される夢」と「王蟲の子供の殺される夢」
(《風の谷のナウシカ》、図版は「Facebook」より)
f.「大地」への接吻と「失われた大地との絆」